就労移行支援事業所の現状
令和元年度の厚生労働省発表データでは、全国の障害者総数は約964万人で、そのうち身体障害者は436.0万人、知的障害者は109.4万人、精神障害者は419.3万人となっています。
障害者数全体は増加傾向にあり、また、在宅・通所の障害者は増加傾向となっています。
その中で、就労移行支援事業所の対象となる、18歳~64歳の在宅者数は約377万人です。内訳としては身体101.3万人、知的58.0万人、精神217.2万人となっています。
就労系障害福祉サービス(就労移行支援事業所・就労継続A型・就労継続B型)から一般就労への移行者数は、毎年増加しており、令和元年では初めて2万人を超える数の障害者が一般企業への就職を実現しています。
また、サービス利用終了者に占める一般就労への移行者の割合(移行率)を見ると、就労移行支援事業所からの移行率は年々増えています。